≪2020年12月23日掲載≫
2020年度 国際法研究者実務家勉強会
テーマ:「国際調停に関する諸論点と近時の動向」
日時:2021年1月29日(金)18:00~20:00
実施方法: Zoomによるオンライン形式での開催
国際調停は、費用を抑えて短期間で国際紛争を処理することができる紛争解決手段として、近年、特に重要性を増しています。日本国内においても、2018年に京都国際調停センターが開設され、世界においては、本年、国際商事調停の和解合意を当事国において執行可能とするシンガポール調停条約が発効しています。また、特に近時のコロナ禍においては、オンラインによる調停手続きの利用も大きな注目を集めています。
本勉強会では、このような世界及び日本の状況を踏まえ、今後、ますます促進が期待される国際調停について、その意義・モデルの紹介、国内調停との比較、家事調停・商事調停の観点からの比較、秘密保持、執行上の論点、シンガポール調停条約への加盟を見据えた課題等について報告の上、研究者・実務家の垣根を超え、議論していきたいと思います。
報告者:
長田真里(大阪大学 法学研究科 教授)
茂木鉄平(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士)
企画担当委員兼ファシリテーター:
林依利子(AsianSIL日本協会研究企画委員、依利法律事務所 弁護士)
【参加登録】
*研究会へのご出席は、日本協会の個人会員または団体会員ご所属の方に限らせていただきます。出席をご希望の方は登録フォームより1月27日(水)までにご登録をお願いいたします。
*ご登録の方には後日、Zoom会議室のURLを記した確認メールをお送りいたします。