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日韓社会文化シンポジウム(11月16日開催)のお知らせ

≪2012年11月7日掲載≫

 

日韓社会文化シンポジウムが下記の通り開催されます。
事前登録は不要とのことですので、ご関心のある方は直接会場にお出かけください。

 

第5回 日韓社会文化シンポジウム

緊急日韓関係診断―歴史的・構造的視点から―

日時:2012年11月16日(金)午後 13:30 – 18:30
場所:明治大学駿河台キャンパスリバティー・タワー地下1階1001番教室
主催:韓国人研究者フォーラム / 韓国学術研究院
お問い合わせ: info(at)ksfj.jp ※ (at) は @ に置き換えて下さい.
※ 参加の事前手続不要・無料

 

開催趣旨

去る8月10日李明博大統領の独島訪問(竹島上陸)、それに続く「天皇関連発言」で、日韓関係は取り返しのつかない方向へ転がり落ちつつあるように見える。本シンポジウムでは、「日韓の認識の違い、そして、日本の内と外の認識のズレは、一体いつ、どこから、どのように、始まったのか」、そして、「問題の解決のためには、一体にどこまで遡って、何をどのようにすべきか」について、歴史構造的に詮索してみたい。今の日韓不和を直接解決することができるのは両国政府と関係者たちであるが、相対的に不偏で客観的な立場でいられる研究者の視点から、日韓の認識の溝を見つめ直すことによって、即効的ではないけど、問題の中長期的な収束のために何がしかのことができることを願う次第である。

 

シンポジウム式次第
13:30 – 14:00  受付
14:00 – 14:25  開会式
開会辞:朴商銀 韓国学術研究院理事長・国会議員
祝辞:申珏秀 駐日大韓民国特命全権大使

第1部:主題発表(14:30 – 16:30)
基調講演:大沼保昭 (明治大学、前東京大学)(40分)
個別報告: (各25分)
浅羽祐樹(山口県立大学):
「『自由と民主主義』を『共有する』日韓関係の『現住所』」
殷勇基(弁護士、前在日コリアン弁護士協会会長):
「戦後補償請求権についての日本政府見解の変遷」
金相俊(延世大学):
「謝罪から歴史認識へ、そして、歴史認識のための記憶」
Coffee Break  16:30 – 16:45
第2部:総合討論(16:45 – 18:10) 司会:柳赫秀(横浜国立大学)
パネリスト:浅羽祐樹、殷勇基、金相俊、陳昌洙(韓国世宗研究所)、
中西 寛(京都大学)、外村 大(東京大学)
Floor Discussion  18:10 – 18:30